稚内中の歴史と財産

このHPもたくさんの方々が見てくれているようで

大変嬉しく思います。

現在、通学している生徒の保護者だけではなく、過去の卒業生や稚中で勤務していた先輩教師の皆さまも閲覧しているようなので、とても恐縮です。

今日は皆さまにも懐かしく感じてもらえるような稚中の財産を紹介します。

まずは、体育館に飾られている「金子鴎亭」先生の書、校訓:「敬愛互譲」

そして、「中野北溟」先生の書、「甦れ蒼い北の海」

 

初代校長「黒澤与衛作」先生のお言葉では、校訓の「敬愛互譲」は学ぶものの根底に踏まえる姿であり、「直形正影」は教えるものの姿を示していると残されています。

そして、「自主慣行」は黒澤校長先生の書と記されています。

体育館の入り口付近には、2007年ごろから飾られている絵があります。

これは、稚内中学校の卒業生、田中裕也氏によるアントニオ・ガウディ氏の建築物の立面図です。世界的な建築家として活躍されている田中氏が、すべて手描きで表しています。

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稚中の伝統とその歴史を詰め込んだ優勝旗や盾、トロフィーの数々です。

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校庭の隅に自然とわきでる池がまだあります。

蓮が自生していたり、珍しい昆虫が訪れたりして時に話題になりました。

本日、第2回目の「稚内中学校改築に伴う北地区小中学校在り方検討会」が開催されます。

歴史と伝統とたくさんの想い出がつまった現在の校舎ですが、今時点の計画では、令和8年度に新しい校舎が建築される方向で話し合いが進められています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

平和祈念の灯とあいさつ運動

もうすぐ9月1日がやってきます。

稚内では、この日に「稚内市子育て平和祈念の灯」と名付けられた灯ろうの点灯が行われています。1983年に起こった大韓航空機事件の犠牲者への慰労の想いや世界の平和を願い、「平和の象徴」として受け継がれ30年あまりの年月が経ちました。

この取り組みを通して、稚内市の「子育て平和都市宣言」を根付かせる事業としても位置づけられています。

今年、その灯ろうを稚内中学校でも設置しました。

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生徒たちへのお披露目初日の今日

玄関では生徒会、生活環境委員による「あいさつ運動」が行われていました。

想いを発信し、想いをつなげる・・・。

あいさつも心のキャッチボール。

相手に向けて投げかけた思いが、相手からも返ってくる・・・

うれしいですね。

投げかけた平和への想いもたくさん返ってくることを願っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プレゼン!そして実現!

3年生の体育の時間・・・

体育館に行ってもグランドを見ても誰もいません。

校舎内をまわって、コンピュータ室にいることがわかりました。

体育の加藤先生に聞くと

「自分の企画したスポーツ大会をプレゼンし、みんなから選ばれた大会を実際に全員でやってみよう!」という取り組みだそうです。

タイトルだけを見ても何か楽しそうです。

どんなルールがあって、どんなかたちで勝敗が決するのか。

いろいろと興味深いですね。

体育における「主体的・対話的で深い学び」の実践版と感じました。

今週の出来事から

今週はじめ、青空いっぱいの快晴のなか、

校舎外で1年生の姿を見かけました。

実はこれは理科の授業でのフィールドワーク

現在、生物に関して学習をしている1年生は

実際に植物や昆虫などを探して歩き回ったそうです。

敷地内にある池に気づいて、生き物を探したり、

「シロツメグサ」を見つけたよ、と明るく話していました。

また、今週から新しくALTのベサニさんが来校。

新しい出会いに生徒たちもうれしそうに反応。

これからもどうぞよろしくお願いします!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

信念をつらぬいて生きる

本日、3年生で行われた道徳の授業。

3年部会では、いろいろな先生が関わり合って道徳を進めていこうと考えました。

今日は副担任の先生が「信念をつらぬいて生きる」という題材に挑戦!

黒板を見ると「背番号15が歩んだ道」と書かれています。

メジャーリーグで活躍し、広島カープで現役を引退した黒田博樹さんのことです。

まわりと話し合う活動などを取り入れて「考え議論する道徳」を意識した展開になっていました。

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1年生の教室では、保健体育で性教育が行われていました。

稚中の先生方は、映像やICTを活用することが多く、他の学年でも同じように視覚的教材が活用されていました。

これらの教材機器が、これからの教育に不可欠な時代になってきました。

新しいスタート!

3年生が引退し、1,2年生が主体となる部活動がスタートしました!

稚内中でもそれぞれの部活動が新体制でスタートしましたが、

なかでも野球部は特別な体制で始まりました。

稚内中の野球部は1年生5名しかいません。

そこで、この秋は今まで組んでいた宗谷中に加え、稚内南中をあわせた3校での合同チームとなりました。

ふだんの練習もあまりあわせてやることが出来ない中ですが、昨日の23日には、潮見が丘中と稚内東中の2校と練習試合を行いました。

来週、8月29日(土)から「全日本春季軟式野球稚内支部大会」が行われます。

3校で力あわせて頑張ってください!

今までとは違うかたちで・・・

6時間目、2階を訪れるといつもとは違った静けさが・・・。

ふと、コンピュータ室をのぞくと3年生が沈黙して画面をみつめています。

耳にはヘッドホン。真剣な表情でパンフレットと見比べています。

これは、稚内高校のオンライン体験入学。

昨年までとは違い、画面を通しての体験入学です。

それぞれが自分の見たい画面を選択して進んでいきます。

コロナの時代を契機に、さまざまなものが今までとは違ったかたちになっていくんだなぁ、と今後の世界に思いを馳せてしまいました。

廊下の壁を見てみると

2階は、主に3年生が使用しています。

その壁に進学に向けた資料ポスターが増えてきました。

立ち止まって見る生徒もいて、進路への意識が醸成されているようです。

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3階は、1年生と2年生が使用していますが、今回は2年生側の廊下に着目してみました。

1学期を振り返ったみんなの作文が貼られていたり、2学期の個人目標を新たに掲示していました。

また、1学期から行われていた「39 Campaign」~何か仲間からよくしてもらったことがあったら感謝の気持ちを表してみようという取り組み~ですが、どんどん増えて立派なTreeのかたちになってきました。

そして、1階の「今週の絵画」が更新されました。

北海道立近代美術館で、展示が予定されている「神田日勝」氏の紹介です。

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校長は、大学時代に日勝氏の兄である神田一明氏に師事しました。

そのころのことをなつかしく思い出すきっかけとなりました。

10月に予定されている修学旅行の自主研修で、見に行く3年生はいるでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

学び続けることを大切に

2学期が始まり、今日も生徒たちは各教科に前向きに取り組んでいました。

みんなが学びを続けるように、先生方も学び続ける必要があります。

実は、始業式の前日に先生方は先生方で学び合う機会を持っていました。

北海道医療大学 心理科学部の「今井常晶」先生

北海道教育大学 体育科学博士の「小谷克彦」先生をお招きして

生徒の心理についてなど、さまざまな角度からアドバイスをいただき、学び合うことが出来ました。

今年の宗谷管内教育推進の重点には「子どもの未来保障」という言葉が添えられています。

コロナ禍の中でも、学びを止めないことが未来保障につながります。

 

 

 

 

 

2学期が始まりました!

8月18日(火)2学期の始業式が行われました。

夏休みは17日間という短いものでしたが、充実していたでしょうか?

静岡県では41,1度という暑さの日もあったそうです。

稚内は、それほどではないにしろ、熱中症対策と感染症対策に追われそうです。

始業式は、体育館で一斉に行いましたが、飛沫対策のため校歌は歌いませんでした。

生徒会代表と校長からの話で、短時間で終えましたがふたりとも話した内容は同じです。

要約すると「2学期には、たくさんの行事が予定されているので、コロナに負けず、用心しながら頑張って過ごしていきましょう!」という内容です。

1学期は約60日の登校日でした。2学期は90日ちょっとの登校日予定です。

楽しく充実した日々が送れるよう、がんばれ!稚中生!